2018.12.27
コラム
遺贈寄付に関する意識調査
「遺言書は元気なうちに書くべき」
弊社HPでもご紹介している 特定非営活動法人国境なき医師団日本が行った
「遺贈」に関する意識調査2018によると、遺言書の準備の必要性を理解して
いる人は、60代で45.5%、70代では58.5%と半数以上にのぼります。
また「遺言書は元気なうちに書くべきだと思う」と考える人は72.5%、
「親族以外に資産を継承する『遺贈』ができると思う」と考える人も
51.7%と高い結果となっています。
遺贈先選びは共感性がポイント
遺贈の最大の魅力は「遺産の託し先を自分で決められる(46.1%)」。
遺贈先を選ぶにあたって、重きを置くポイントは
「資金の使いみちが明確(36.2%)」
「営利目的でない(27.3%)」となっており、次いで
「活動内容に共感できる(27.2%)」
で共感性も重要なポイントであることがうかがえます。
どのような分野の役に立てるために遺贈したいか?という問いに
対しては「人道支援(22.4%)」「医療支援(17.8%)」が多く、
恵まれない環境でくらしている方のために資産を活かしたい意向が
見て取れます。
終活について家族と話す機会はいつ?
終活や相続について家族と話すタイミングとして「親族の法事」「お盆」
「冠婚葬祭」など、親族が集まる機会が挙がる一方で、
「タイミングは関係がない」と答える方も60.6%と高く、話し合う機会は
いつでも得られるという認識であることがうかがえます。
2018年もあとわずかとなりました。
年末年始で、家族・親族が集まる機会も増えます。
ぜひこのタイミングを活かして、遺言や遺贈寄付について考える時間を
持ってはいかがでしょうか。